こんばんは。
SOUTH STOREの神谷です。
昨日のブログでは琉球藍染と別注についてご紹介しましたが、今回はその琉球藍で染めた別注アイテムをご紹介したいと思います。
※3月〜4月にかけて4ブランド(Alvana、Corgi、NEAT、PADMORE & BARNES)にご協力いただいて別注アイテムをリリースいたします。
琉球藍染別注の第一弾としてご紹介するのは、Corgiのソックスです。
まずはブランドについて。
【Corgi Hosiery / コーギ・ホージリー】
Corgi Hosiery社は、1893年に英国サウスウェールズで創業したニットウェアメーカー。創業当時のウェールズ地方は炭鉱が主な産業であり、そこで働く労働者達に暖かいロングソックスを履かせたいという思いから、ハンドメイドの靴下の製造を開始。
その後、アメリカでのセールスが成功しソックスメーカーとして高い評価を得る。
1960年からはハンドフレームによるインターシャのニットウェアの生産を開始し、後にカシミヤ素材も加わりパリの高級メゾンにも認められるように。
1988年には、チャールズ皇太子が10年間にわたりニットウェアとソックスを愛用した実績によりロイヤルワラント(王室御用達認定証)が認められました。
21世紀になっても、ほとんどのメーカーが機械による大量生産に移るなか、Corgiは今でも職人によるハンドメイドにこだわり、名だたるメゾンブランドのニット製品の生産を請け負います。
そんな歴史と実績のある英国のCorgi社と沖縄の琉球藍染によって誕生したのがこちら。
左からタイダイ、ライトインディゴ、ダークインディゴ。3パターンご用意いたしました。
全てナチュラルインディゴ(本藍・天然藍)です。
3パターンとも元の色は白です。
藍染は空気に触れさせることで酸化して青色に発色します。ですが、靴下はリブ編み構造なので空気による酸化だと中まで染まりにくいため、写真のように水中で酸化させるそうです。これは知識と経験がなければできません。
“RYUKYU INDIGO DYED SOCKS” 4,950yen (tax-in)
英国のCorgi社と沖縄の琉球藍染による別注ソックスは本日から販売しております。オンラインショップにも掲載しておりまして、下記よりご覧いただけます。
最後に、東京近辺の方に朗報です。
こちらの写真は僕の古巣でもある原宿にある「MAIDENS SHOP」提供のもの。というのも、今回の琉球藍染ソックスは、「SOUTH STORE」、「MAIDENS SHOP」、「MAIDENS SHOP WOMEN」の3店舗で販売しています。沖縄と東京で現物をご覧いただけます。
レディースサイズは「MAIDENS SHOP WOMEN」で展開しておりますので気になる方はお問い合わせしてみてください。