こんにちは。
SOUTH STOREの神谷です。
先日のボンクラの展示会でいくつかデニムのエイジングサンプルを見させてもらったのでご紹介したいと思います。
ボンクラのデニムは全てリジット(未洗い)なので、エイジングサンプルは全て着用と洗いを重ねることによって経年変化したもの。
洗いが多いと均等に色落ちしたり、逆に洗いが少ないと濃淡がある表情になったり。
自転車やバイクに乗る人はお尻部分の色落ちが進んでいたり、カメラマンだと膝部分が破れたり。
穿く人のライフスタイルによって変化するデニム。未洗いの一の状態から穿き込んだデニムはその人にしか出せないアジとなります。そして、一緒に育てていくことで愛着が湧き、手放せない宝物のような存在になることでしょう。
デニムシャツだってここまで経年変化します。
加工によって作られたものとは違う表情があります。
古着のリーバイスからデニムの世界へと導かれた僕は、やはり501XXや66のシルエット、年代によって変わっていくパーツや生地感など、今でもヴィンテージが好きです。デニムはヴィンテージ以外穿かない。そんなスタイルがかっこいいと思っています。
でも、色落ちしていない濃いデニムをヴィンテージで探そうとすると需要の高いウエスト32inchは物凄く高くてなかなか手が出せない。もし頑張って手に入れたとしてもなかなか気安く穿くことができない。
それならリジットデニムを買って一から育てていくのも財布に優しいし、何より、その人らしいスタイルがあってかっこいいんじゃないかと思う。
普段はリジットデニムのボンクラを穿き、ここぞというときにはヴィンテージデニムを穿く。そんなスタイルも悪くはない。